社会課題のイノベーションと言語
社会関係資本
パナット(Putnam,1993)は「協調的行動を容易にすることにより、社会の効率を改善しうる信頼性、規範、ネットワークのような社会的組織の特徴を社会関係資本」ととらえた。
集合的効力感
共通善のため行動を生じさせようとする近隣住民間の社会的凝集性
エンパワメント
個人や集団が自ら生活への統制感を獲得し、組織的、社会的、構造に影響を与えるようになること
ステレオタイプ
人を分けるカテゴリーに結びつき、そのカテゴリーに含まれる人の多くが持っていると信じられる特徴をいう。ステレオタイプは極端に単純化されたイメージとして社会に広く普及しており、初対面時などの相手に関する情報があまりないときや、忙しくて1人の相手に関心が払えない時などに用いられやすい。
情報処理の効率化という認知機能をゆうする反面、ステレオタイプの内容はいつも個人に正確に予測するわけではなく、画一的で誤った判断に導く場合もある。
偏見
ステレオタイプは単純なイメージだが、そこに否定的な評価や感情が伴う場合は、これは偏見と呼ばれる。偏見は心の中に抱かれるものだが、これがさらに強くなり、特定のカテゴリーに含まれる人を排除・攻撃する行動となって現れる場合がある。ある社会集団の成員にして、選択して行う否定的な行動を差別という。
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