言葉倉庫

パブリックアフェアーズ
広義のPRのうち、主に政府や業界団体、NPOなどを相手に、社会性や公共課題の要素が強いものを扱うのが、パブリック・アフェアーズであると考えています。 
 商業的なPRではなく、規制や社会的課題がテーマのPRです。ロビイングのような対人関係による「地上戦」中心の場合もあれば、メディアを通じた「空中戦」中心の場合もあります。 

スティグマ

人々の社会的価値を低下させる望ましくない 属性は,「スティグマ」と表現される。
この属 性をもった個人は,望ましくない者として他人 から蔑視や不信を受け,社会から十分に受け入 れられなくなってしまう。スティグマとして民 族など集団に関するもの,障害など身体的特徴 に関するもの,その他さまざまな属性が取り上 げられているが,実際には何がスティグマにな るかは,時代や地域,場面によって変化する。 また,スティグマ化された人は偏見・差別を被 り,社会的アイデンティティの価値が低下して いるという自覚,ステレオタイプ脅威,帰属の 曖昧性といった心理的苦境を経験する(Crocker, Major & Steele, 1998)。
 スティグマの中で職業に関連するものが,職
業スティグマである。職業スティグマそのものを扱った日本の心理学的研究は少ないが,職業威信の文脈で行われてきた研究は,職業によるスティグマ化の問題を別の側面から検討したものとも位置づけられる。
柔軟性

・優しくしなやかな性質
・その場に応じた適切な判断ができること。
柔軟性がある人は新しい環境にもすぐ対応できたり、相手の意見を尊重できたりするの で、順応力や適応力が高いといえます。
柔軟性がある人は変化に対する適応力がもともと備わっています。その性質から頭でよく考えて行動するよりも、動いてみるという人が多いようです。
柔軟性がある人、
行動しながら次の一手を考え、状況に応じて都度調整をしています。
やり方を変えたり、優先順位をつけたりしてよい結果が出るように工夫ができる。
柔軟性を高める言葉としては、
実験
試してみる。その際、実験の場合は、うまくいくことを探していますが、うまくいかないことを発見することにも価値をおく考え方にもなります。
・トライ&エラー
皆さん、他の方はうまくいっているように映るかもしれませんが、
隣の芝生は青く見える傾向があります。
うまく行きやすい方は、打席にたつ回数が増えエラーを実験と考え、修正をされています。その際に、
ご自分の考えや、観念、知識で対応可能か、不足しているノウハウや情報があることを知っており、誰に聞いたらいいかを探す、
頼るときに頼る人を見つける柔軟性がある方ともいえるような印象があります。


シュリンク
英語の"shrink"から「縮む」、「減少する」などの意味。主に「市場が縮小していく」という意味で使われる。DVDやコミック本など、フィルムによる密封包装のことを「シュリンク包装」というが、フィルムを加熱し商品の形状に合わせ"縮めて"包装することから、そう呼ばれる。

キュレーション
英語の"curation"(「精選」)から「インターネット上の情報をまとめ、共有する」などの意味。キュレーションを担当する人のことをキュレーターと呼ぶが、これは美術館や博物館の「キュレーター("curator")」から派生した言葉。特定のテーマをまとめたサイトのことを「キュレーションサイト」という。


インバウンド・アウトバウンド
英語の"bound"「~行き」に、"in"「内」/"out"「外」を合わせ、「内向きの」、「入ってくる」/「外向きの」、「出ていく」という意味で用いる。例えばコールセンターであれば、電話を受ける業務はインバウンド/電話をかける業務はアウトバウンドとなる。海外からお客さまが日本を訪問することをインバウンドというのはこのため。

アテンド
英語の"attend"から「世話をする」、「付き添う」などの意味。お客さまをご案内する、お世話する、接待する際などに用いる。ちなみに、客室乗務員を表すCAは客室("cabin")で付き添う人("attendant")という意味。


アサイン
英語の"assign"から「任命する」、「割り当てる」などの意味。一般的には、役割に人を任命する際に用いるが、ITの分野では、例えばある特定のキーに操作を割り当てることなどを意味する。「アサインメント」("assignment")と名詞で用いることもある。

自己効力(Self-Efficacy)
ある結果に必要な行動をうまく実行できるという確信の程度を,バンデューラは自己効力と呼んだ

コンフリクト(Conflict)
意見,態度,要求,信念,価値など,個人の行動を決定すべき要因間(2つ以上)での矛盾のこと。どれを選択したらよいか分からなくなる状態のこと。レヴィンが考えたコンフリクトが生じる状況は,1)接近-接近型,2)回避-回避型,3)接近-回避型の3つの場合である。

誇大観念(Grandiose Idea)
自分に対する過大評価を内容とする観念。

固執性(Perseveration / Fixation)
状況の変化に対応できず,いつも機械的,無批判に同じ行動を反復する傾向

コーピング(Coping)
人が強いストレスの多い要求を処理しようとする過程のこと。

攻撃の置き換え(Displaced Aggression)
欲求不満の原因であった(あるいは原因である)人や物以外に対する攻撃。


学習性無力感(Learned Helplessness)
生活体に回避不可能な外傷(ショック,熱,寒さなど)を与えることによって,実験的に生み出される無関心や無気力の状態。嫌悪状況を回避,逃避できないことが,その後の状況に般化する無力感を生じる。

学習性無力(Learned Helplessness)
自分にはどうにもならない(逃げられない)状況で,不快になる刺激を与えつづけると自分で対処することがなくなり,対処する意志も見せなくなること

回避-回避コンフリクト(Avoidance-Avoidance Conflict)
2つまたはそれ以上の要求の対象が,ともに負の誘因性をもち,そのどれをも避けたいが,それができないという場合である。例えば,試験勉強がいやだが,落第するのもいやだというような場合のこと

置き換え(Displacement)
怒りやフラストレーションを,その原因である人とは異なる個人に対して向ける現象。

エンパワーメント(Empowerment)
知識や技術を自分自身が持ち,自分で問題を解決する能力を持つこと。

アセスメント(Assessment)
問題の原因を明らかにし,援助・指導の方法を決定する過程。


モデレーター
グループインタビュー(GI)の司会者のことである。
インタビューのテーマに沿って、モデレーターが話の流れを軌道修正しながら仮説のスクラップアンドビルドを行ってインタビューを進めるため、より深い消費者理解が可能となる。集団の中で浮いた存在にならないよう、一人の出席者(調査対象者)として場の中に溶け込み、冷静な分析者として全体を見渡しながら、調査目的に有用な情報をより多く見つけだすことが重要となる。
なお、司会をすることをモデレーションと呼ぶ。

レイトマジョリティ
イノベーター理論における5つのグループの1つ。新製品や新技術の採用には懐疑的で、周囲の大多数が採用している場面を見てから採用する層。市場全体の34.0%を構成。

ブレインストーミング
1つのテーマに対して複数名で自由に意見やアイデアを出し合うことで新しいアイデアを出す方法のことを指す。
相互に刺激し合うことで連鎖反応をおこし発想の幅が広がるなど、創造的なアイデアを生み出すには効果的な手法とされている。
ブレインストーミング法(BS法)やブレストと略して呼ばれることもある。

プロービング
主に定性調査において、あいまいな回答、不完全な回答の補完・深堀をすることである。例えば、「あまり購入したいと思わない」といった回答に対して、「なぜそのようにお考えになったのですか?」と、さらにその理由を深く聞くことがプロービングの1つ。

フィールドワーク
研究者が研究対象となる地域や社会に赴きその土地を調査する、社会調査手法のことである。
研究者は、その土地に暮らす人々と生活を共にしながら対話し、生活や社会の仕組み、その土地ならではの考え方の枠組みを理解することで調査結果を得る。
現地調査、野外調査とも呼ばれる。

バイアス
「偏見」「先入観」「偏り」などと訳されるが、マーケティングリサーチ(市場調査)では調査において生じる様々な偏りを指す。
例えば、母集団から抽出した標本(サンプル)の分布が、母集団の分布と比べて偏っているとき、「標本に偏りがある」、「バイアスがある」という。
標本にバイアスがあると、調査結果は母集団を代表したものではなくなってしまうため注意が必要になる。
また、調査設計(質問文の作成)の際に回答にバイアス(偏り)が生じる可能性のある質問は、調査票の後半に持ってくるなどの工夫が必要。

ニーズ(Needs)
消費者の感じる必要性のことである。マーケティングにおいては、「ウォンツ(Wants)」に呼応して使用される。
ニーズとウォンツには人によりさまざまな定義が存在するが、主に「ニーズ(Needs)」は消費者が商品・サービスに対して抱く「必要性」を指し、「ウォンツ(Wants)」は商品・サービスに対して抱く「欲求」を指す場合が多い。例えば、消費者が感じる「空腹」、「のどの渇き」はニーズであり、それに対して「ハンバーガーを食べたい」、「ジュースを飲みたい」など特定の商品・サービスに対して感じる欲求がウォンツである。


定性調査
グループインタビューなどの形式で言語情報を中心に収集して分析する調査手法。個人の意見の細かいニュアンスや、深層心理の情報を把握しやすい。

属性
その人や事柄がもっている性質や特徴のことである。
マーケティングリサーチ(市場調査)では、年齢、性別、居住地、家族構成、職業、収入など、調査対象者の特性データのことを指す。

デプスインタビュー
対象者とモデレーターが、1対1でインタビューを行う調査手法です。1つの事をより深く聴取できると共に、繊細なデータでもしっかりと本音を引き出すことができます。

好子(Reinforcer)
反応の直後に提示されるとその反応の将来の生起確率を高めるような刺激・出来事・条件(正の強化子)。

グループインタビュー(GI)
定性調査の手法の1つで、複数の調査対象者を1カ所に集めて、あるテーマについて“話し合い”をしてもらう調査手法である。モデレーターが司会進行を務め、自由な発言を促すことで幅広い意見や多くのアイディアを聴取する。調査対象者の人数は、6人前後で実施することが多い。
グループインタビュー・フォーカスグループインタビュー
複数の対象者を集め、あるテーマについて“話し合い”をしてもらうインタビュー調査の手法です。人数は6人前後で実施することが多く、複数で会話をしてもらうことから、参加者同士の発言の相乗効果が期待できます。
幅広い意見や多くのアイディアを聴取することができます。
グループインタビューでは、他人の意見に影響されて途中で意向や考えが変わるということが起こりえます。このような時には、賛同や反論がやり取りされる過程を観察でき、「どんな情報が態度変容に有効か」を知るチャンスとなります。
キーファクター

アーリーアダプター
イノベーター理論における5つのグループの1つ。
流行に敏感で、自ら情報収集を行い判断する層。新しい商品やサービスなどを早期に受け入れ、消費者に大きな影響を与える。オピニオンリーダーとも呼ばれる。市場全体の13.5%を構成。
英語表記は、Early Adopters。
イノベーター理論における5つのグループは、新しい商品やサービスの受け入れが早いものから順に以下の通り。
イノベーター(Innovators):革新者
アーリーアダプター(Early Adopters):初期採用層
アーリーマジョリティ(Early Majority):前期追随層
レイトマジョリティ(Late Majority):後期追随層
ラガード(Laggards):遅滞層

アーリーマジョリティ
イノベーター理論における5つのグループの1つ。アーリーアダプターに比べると慎重ではあるものの、新しい商品やサービスなどに対しての関心が高い層。アーリーマジョリティは取り入れた商品やサービスを市場に浸透させる役割を担っていることから、ブリッジピープルとも呼ばれる。市場全体の34.0%を構成。
消費者インサイト
消費者の購買行動の根底にある、時には本人さえも気付いていない動機・本音のことである。
消費者の購買理由は多様化・複雑化しているため、その複雑さを消費者自身が整理してわかりやすく伝えることは難しい。また購買理由を自分でも説明できないような、関与度が低い購買や衝動的な購買も多々ある。
そうした様々な購買行動の根底にある、消費者を真に購買へと突き動かしている要因を消費者インサイトと呼ぶ。
エンゲージメント
直訳すると「約束」、「契約」と和訳されることが多いが、マーケティングの文脈におきかえるとコミュニケーションターゲットやユーザーとの「絆」、「繋がり」という意味で使用されることが多い。
つまり、「企業やブランド、商品、サービスなどに対してユーザーが愛着を持っている状態」を意味する指標である。
そもそもこのエンゲージメントという概念は、特にFacebookやTwitterのようなSNSの普及と共に広まったもので、エンゲージメント率はSNSにおいてユーザーが投稿に対して反応を示した割合を示す値であり、マーケティング指標として採用する企業が増えている。

コアコンピタンス
企業の活動分野における「競合他社を圧倒的に上まわるレベルの能力」「競合他社に真似できない核となる能力」を指す。ゲイリー・ハメルとプラハラードがハーバード・ビジネス・レビューに載せた「The Core Competence of the Corporation」の中で登場した言葉である。
ゲイリー・ハメルとプラハラードは、次の3つの条件を満たす自社能力がコアコンピタンスであると定義している。
顧客に何らかの利益をもたらす自社能力
競合相手に真似されにくい自社能力
複数の商品・市場に推進できる自社能力
「自社の強み」を意味する言葉としてはケイパビリティという言葉も多用されるが、一般にコアコンピタンスはバリューチェーンの特定の機能の強み、ケイパビリティはバリューチェーンにまたがる組織的な強みを指す場合が多い。

セグメンテーション
市場を細分化(セグメンテーション)して標的/ターゲット市場を選択し(ターゲティング)、その層に対して競合との差別化を明確にすること(ポジショニング)が重要だ、という考え方の、セグメンテーションの部分を指す。

TWO

creation /imagination/innovation 社会課題をcreationで紐解くaction

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